イスラム組織ハマスとイスラエルの衝突について中東問題に詳しい敬愛大学の水口教授は・・
水口教授「湾岸戦争が終わった後、大きな枠組みを作って平和の話をしたんですね。
その話し合いというのは、1993年に両国の間で結ばれた和平条約がオスロ合意。パレスチナの暫定自治を認めるなど双方が和平を目指すことになりましたが・・・
水口教授「ネタニヤフ首相が登場してくると建国後に生まれた方で戦争も知らない。平和で土地を消すよりはそのまま自分の土地を維持したいという考え方ですので(和平)交渉自体を進ませていなかったわけですね。その上で、入植活動を行なった。」
1967年以降行われてきたイスラエル人がパレスチナ人が住むヨルダン川西岸を中心に住み着くことを指す入植活動。
水口教授「実力行使で土地を実行支配して行っているので、違法なんですけどそこに自分の領土を広げようとし続けた。この西岸地域でも多くのトラブルが起き始めたんですね。ですので2022年の12月以降ネタニヤフ政権がとってきたパレスチナ政策。これが大きな引き金です。その中で不満を鬱積していたものが吐き出してこられたっていう形が今回なんですけど。」
イスラエルの入植活動、話し合いが進まない現状に対してイスラム組織ハマスが不満を許されることのないテロ行為という暴力行為で示したがために、一気に戦争へと突き進むことになったのです。
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