パレスチナ・ガザ地区での戦闘が激しさを増すなか、ガザ地区南部でも、住民らに避難を勧告するビラが配布されました。
現地メディアなどによりますと、イスラエル軍は15日夜から16日朝にかけて、ガザ地区南部のハンユニス周辺で、「安全のため、直ちに避難するように」と書かれたビラを航空機からまきました。
近く、この地域で軍事作戦の実施を示唆する内容も書かれています。
避難勧告された地域には元々、10万人ほどが住んでいましたが、現在はイスラエル軍の指示でガザ地区北部から逃れてきた数万人も身を寄せているということです。
現地では電力不足が深刻になっていて、ガザ地区の通信会社2社は、16日から全域で電話やインターネットが利用不能になったと発表しました。
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