元日に石川県の能登半島で発生した震度7の地震。被災地で救助と復旧活動が続くなか、道内各地で支援活動が始まっています。
5日午後3時ごろ、東千歳駐屯地を出発した自衛隊車両。陸上自衛隊は、道内3つの駐屯地からおよそ90人の隊員を被災地に派遣することを決めました。主に入浴支援にあたるということです。
森唯菜アナウンサー)
「市役所の入り口入ってすぐ、右手のカウンターには能登半島地震の募金箱が設置されています」。
石狩市は4日から市役所など3カ所に募金箱を設置しました。支援先は石川県輪島市です。
石狩市と輪島市は、江戸時代に北前船による交易が盛んだった縁で2012年から友好都市協定を結んでいます。災害時にも互いに支え合うという協定を交わしていて、石狩市は市民からの募金に加え、輪島市に義援金として1000万円を送ることも決めています。
石狩市民)
「何かできるのはこれ(募金)しかない。わずかなことだが」。
「助けてもらう時もあるだろうし、お互い様かなと思って」。
石狩市危機対策課・青木祐一郎課長)
「みるみるうちに(募金が)増えている形で、皆さんの好意の厚さに驚いていると同時に確実に被災地に届けないといけないと考えている」。
また、石狩市内では6日と7日、2カ所のスーパーでボランティア団体による募金活動が行われる予定になっています。
札幌市も支援に動きました。倉庫から次々と運び出される段ボール箱。中に入っているのは、災害時用の寝袋です。
札幌市は6日、石川県に向けて寝袋およそ1万2000枚を発送しました。
札幌市危機管理課・三好俊也防災推進担当課長)
「避難所での寒さが厳しい状態で、これからももっとつらい状態になると思う。そういった方々に少しでも有効に活用していただければ」。
寝袋は6日夜にも金沢市に到着し、避難所などに配られます。
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