機械メーカーの社長らが逮捕されたえん罪事件で東京地裁が捜査の違法性を認め、国と東京都に賠償を命じた判決を受け、社長らが改めて捜査への憤りを語りました。
「大川原化工機」 大川原正明 社長
「本当に我々としては、何で逮捕する必要があったのか、身柄拘束する必要があったのだろうか。一番悔やまれる」
「大川原化工機」の社長ら3人は生物化学兵器に転用できる噴霧乾燥機を不正に輸出したとして、2020年に逮捕・起訴されましたが、初公判の直前に起訴が取り消されました。
社長らが賠償を求めた裁判で東京地裁はきょう、警視庁と検察の捜査の違法性を認め、国と都におよそ1億6000万円の賠償を命じました。
逮捕された元顧問の相嶋静夫さん(72)は勾留中にがんが見つかり亡くなっていますが、長男は…
亡くなった相嶋さんの長男
「なぜ、こんなことを警察、検察はやったのか。一日も早く社会から信頼されるように、しっかりと再発防止策をたてて実行に移していただきたい」
警視庁は「判決内容を精査した上で今後の対応を検討する」、東京地検は「主張が一部認められなかったことは誠に遺憾だ」としています。
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