突然、住宅街に現れたバールを持つ人物。
白昼堂々行われた犯行の一部始終を、防犯カメラがとらえていた。
12月13日正午過ぎ、人通りの多い住宅街で事件は起きた。
白い車から降りてきた、黄色いジャンパーにマスク姿の人物は、迷うことなく住宅の裏へ。
その様子を別のカメラもとらえていた。
家の裏に、黄色の人物がひょっこり。
続いて向かったのは、玄関の前。
住民の不在を確認したとみられる。
すると、およそ1分後、今度は仲間を引き連れ現れた。
手にはバールのようなものを持っているのが、はっきりと確認できる。
すると、後ろを確認しながら、ウッドデッキに座り込んだ次の瞬間、窓ガラスを破壊した。
犯人は、割った穴から鍵を開け、すばやく家の中に侵入。
その3分後、両手に大量の袋を抱え、猛ダッシュで出てきた。
待機していた車が家の前につけると、盗んだものを入れたとみられる袋を車内へ。
しかし、犯行はこれで終わりではなかった。
荷物を積み終えると、再び猛ダッシュで家に侵入していった。
こうして、3回にわたって物を盗み出したあと、仲間を乗せた白い車は現場から逃走した。
犯行にかかった時間は、わずか5分。
手慣れた犯行のターゲットとされた男性は、「結構いろんな高級車乗ったりしてるので、目をつけられてるんだと思うんです」と話す。
愛知・名古屋市の住宅街に集まる大勢の警察官。
規制線も張られ、あたりは緊迫した空気に包まれていた。
何が盗まれたのか。
被害男性「ブランド物のバッグだったりとか。うん千万いくかもしれませんね」
数千万円にも及ぶ、空き巣被害。
男性は、別の不安も口にする。
被害男性「小さい子どもがいるので本当不安」
男性は被害届を提出。
警察は、窃盗事件として捜査している。
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