中国の新疆ウイグル自治区での人権侵害を巡る問題で、EU(ヨーロッパ連合)に歩調を合わせてアメリカやイギリスなども制裁を発表しました。
アメリカ国務省は22日、ウイグル族への人権侵害に関与したとして、中国政府当局者2人に制裁を科すと発表しました。
そのうえで、「中国はジェノサイド(大量虐殺)と人道に対する犯罪行為を続けている」と強く非難しました。
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また、イギリス政府も中国の当局者らにイギリスへの渡航禁止や資産凍結などの制裁を科しました。
これに対し、中国は対抗措置としてヨーロッパ議会の議員らへの制裁を発表し、EUが制裁を撤回しなければさらなる対抗措置を取ると牽制(けんせい)しました。
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