北海道の南部でまたイワシの漂着です。北海道・江差町の海岸でイワシが打ち上げられているのが見つかりました。函館で打ちあがった大量のイワシと同じ原因とみられています。
坂詰怜記者)
「江差町の漁港です。死んだイワシが打ち上げられていて中には水の中に漂っているものもあります」
13日江差町南浜町の江差追分漁港五勝手地区や周辺の海岸でイワシが打ち上がっているのが見つかりました。町によりますと14日朝までに残っているイワシはおよそ1トンで、午後1時ごろから町と道の職員などがおよそ50人かがりで回収しました。
江差町民)
「ちょっと意外だな。こういうところにイワシが上がるのは初めてだもん」
7日には、函館市東部の戸井地区でも1000トンを超えるイワシが打ち寄せられているのが見つかっていて、14日も回収作業が続けられています。函館市と江差町で立て続けに起きたイワシの打ち上げ。関連性はあるのでしょうか。
道立総合研究機構函館水産試験場調査研究部 藤岡崇さん)
「考えられることは同じようなこと。イルカやマグロなどの大きな魚に追いかけられて沿岸のうち寄せられた、あるいは低い水温に入って打ち上げられたことが考えられる」。
道によりますと、江差町周辺では2~3日前から海がしけて海水温が下がっていたということです。魚に弱いと書いてイワシ。今後も同様の現象が起きる可能性はあるのでしょうか。
道立総合研究機構函館水産試験場調査研究部 藤岡崇さん)
「この時期はイワシが南下する時期。南茅部地区では漁獲が続いていて日本海側にも分布しているのでこういったことが起こる可能性はある」。
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