2023年5月、北海道・釧路町で元交際相手の女性を殺害したとされる男の裁判で、求刑を上回る懲役21年の実刑判決が言い渡された。
釧路市の無職、藤山功至被告(37)は、2023年5月、元交際相手で小学校教師の39歳の女性の自宅に合鍵を使って侵入したうえ、帰宅した女性の胸などを包丁で刺して殺害したとして、殺人などの罪に問われている。
これまでの公判で、藤山被告は起訴内容を認めていて、被告人質問では、「殺害した日は5月3日で『ゴミの日』、被害者にとってぴったりな日だなと思った」などと説明していた。
釧路地裁は、「犯行の計画性が高く、殺意は強固とみられる」、「逆恨みによるもので、あまりにも身勝手」などと指摘、検察側が求刑した懲役20年を上回る、懲役21年の実刑判決を言い渡した。
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