アメリカ・ニューヨークの国連本部で19日、「教育変革サミット」が開かれ、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが、子どもが平等に教育を受けられる世界の実現を国際社会に訴えました。
15歳の時にイスラム武装勢力に銃撃され重傷を負ったあとも、女子教育の重要性を訴え続け、その後、ノーベル平和賞を受賞したマララさんが19日、国連の「教育変革サミット」に出席しました。
マララさん「子どもたちのために安全で持続可能な未来をつくることを本気で考えるなら、教育に真剣に取り組んでください」
3年ぶりに各国首脳が集う国連本部には、「学ばせて」というメッセージとともに、世界の教育の厳しい現状を示す展示が登場しました。
国連は、新型コロナウイルスのパンデミックなどにより世界の教育水準が低下し、10歳児の3人に2人は簡単な文章を読んで理解することができないとして、強い危機感を示しています。
(2022年9月20日放送「Oha!4」より)
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